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I 様邸完成見学会
2019年 11月16日㈯・17日㈰
10:00~17:00
場所:城和工務店目の前  南魚沼市青木新田864-1

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要素1 断熱
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家の外壁と内側の壁の間には「断熱材」と呼ばれるものが入っています。
この断熱材が冬の寒さ、夏の暑さから守ってくれます。
もし、断熱材が入っていなければ、冬は寒く夏は暑い住宅になってしまい、とても住み心地の良い住宅とは言えません。
真冬に寒くて殆どの方が、ダウンジャケットなど防寒着を着ますよね?
ダウンジャケットも、最近は薄くて暖かい商品が出ていますが、断熱材も同じで高性能な断熱材は薄くても十分な性能を発揮します。

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I様邸では断熱欠損の生じない乾式吹き込み工法、デコスドライ工法を採用しています。

高性能な断熱材が入っていても、入れ方にバラつきがあってはいけません。
ダウンジャケットの中のダウンが入っている場所と、入っていない場所があったらそこから寒さを感じますよね。


断熱材が沢山入っていれば大丈夫!
快適に過ごせるはず!
殆どの方がそう思っています。ところが実は違うのです。

要素2 気密
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断熱材は家の洋服です。 
寒い冬にダウンジャケットを着る様に、ダウンジャケットが断熱材とすると、前を開けて着るのと、閉めて着るのとは暖かさはちがいますよね?
さらに寒くなると、前を閉めた上に首にマフラーを巻き付ける方もいらっしゃいます。
いくら高性能の断熱材を選んでも、施工技術が無ければ少しの隙間から冷気が入ってきます。

 

隙間からどんどん冷気が入り込んでは断熱材本来の性能を発揮できません。
断熱材と施工技術が高いことが大事なのです。

高気密高断熱住宅この言葉、沢山の工務店、ハウスメーカーで使われていますし本にも良く載っているので、皆さんご存知だと思います。
しかし、どの位気密性が取れているか分からないですよね?
そこで、気密試験を行い、気密性を確かめるわけです。
しかし、高気密と謳いながら、気密テストをしてない会社もたくさんあります。

城和工務店では、新築でもリフォームでも気密検査を行っています。
気密性の高い家づくりには、現場で働く現場監督や大工職人が断熱と気密の関係を理解していること、大工職人の技術が高いことが必要不可欠です。
少しでも手を抜くと確実に数字に表れてきます。
外国における気密数値の基準を見てみると、カナダでは0.9㎠/㎡、スウェーデンは0.6~0.7㎠/㎡以下となっています。この数値が低い程気密性が高いと言えますが、日本の気密数値の基準は平成14年度までもっとも寒さの厳しい北海道ですら2.0㎠/㎡でした。今では日本は気密数値の基準すらないという状態で、海外諸国に比べて日本の気密対策は遅れているのです。

 

気密化の目的

  1. 隙間風を防ぎ、省エネ性快適性をアップさせる

  2. 断熱材の実力を発揮させるため

  3. 壁内結露防止、壁内に湿気の流入を防ぐ

  4. 計画的な換気をするため

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I様邸気密検査中の風景
世界基準より遙かに高い数値を出しています。

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要素3 換気
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要素②の4番目にある換気につい てですが、なぜ計画的な換気をする必要があるのかというと例えばストローでジュースを飲むときに、もし仮にストローが穴だらけだったらジュースがうまく吸えないですよね?
それと同じ現象が空気でも起こるからです。
もし仮に機械換気のすぐ近くで隙間があった場合、そこから空気を引っ張ってしまい、機械から離れた場所の空気を動かすことが難しくなってしまいます。
住宅の高気密、高断熱化が進んだことで、建材・部材に含まれる化学物質や湿気が室内にとどまってしまわないように、24時間換気は現在の建築基準法ですべての建築物への設置が義務化されています。

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I様邸で採用した24時間換気です。
断熱、気密、換気は全てセットで考える事が大事です。

気密性能が低く隙間だらけの施工では意味がありません。
隙間があると言う事は、壁内結露の可能性が高まることになりますし、家の快適性も失う事にもなるのです。
この3つの要素が住宅性能の決め手となるので、工務店、ハウスメーカーを選ぶ際には、ぜひこの要素に力を入れている会社を選んでいただきたいです。

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